安心・安全
あっての
美味しさ
和菓子はお客様が直接口に入れてお食べになるものです。自分の子どもや孫に安心して食べさせることのできる和菓子を作りたい。その想いを形にする安心安全への取り組みの一部をご紹介させていただきます。
徹底した品質・衛生管理体制で
商品をお届けします。
安心で安全な和菓子づくりのために毎日の菌検査、
異物混入のための金属探知機、
ウェイトチェッカーを設置。
工場入出の際のエアシャワー、
手洗いなども厳重に行っています。
衛生・
品質管理
安全な商品をお届けするため、弊社では原材料の管理から製造、出荷、そして出荷後まで以下のような品質・衛生管理業務体制をとっております。
何段階もの検査と厳しい基準をクリアして初めてお客様の元に届く商品となります。
HACCPに基づく食品安全マネジメント規格「JFS-B」の適合証明を取得しました
HACCPとは?細菌検査(商品)
当社では毎日納品される商品をサンプリングし、温度を自由に変えられる保管庫を使い、夏場・冬場の条件に合わせて保存検査を行っています。消費期限内でのカビの発生はないか?腐敗や食中毒の原因となる細菌は問題ないか?などを調べています。その後7日間冷凍で保管し、後でなにかあった場合に備えています。
細菌検査(原料・作業場・手指)
「原料は汚染されていないか?」「機械や作業場は汚染されていないか?」「手指は衛生的か?キズはないか?」などの管理によって安心安全な商品のお届けに努めています。
消費期限で異常があった場合にはお客様はすでに召し上がられています。
そこで商品に問題がおこらないように予防検査(拭き取り検査など)も定期的に行っています。
物性検査
納品された商品が割れてしまったり、形がくずれてしまっては何にもなりません。
このため当社では商品設計の段階で機会を使ってこのようなことがないようにしています。
工場の温度管理
当社の商品は生ものですから、作業場の湿度管理が大切です。工場では年間通して、作業場の温度は20℃以下、冷蔵庫の温度は10℃以下、冷凍庫の温度は-30℃に管理されており、担当者が1日3回見回って記録を残し、異常がない事を確認しています。
表示について
当社では全ての原料メーカーから「原料の表示方法」「アレルゲン」等の情報を記載した品質規格書を入手し、これを元にして表示を作成しております。
特にアレルゲンは重大な事故に繋がりかねないため、細心の注意を払って作成しています。
製造日・消費期限日につきましては、表示を出す印字機にカレンダーが内蔵されており、チェック体制の強化を含め、間違いの防止を行っています。
HACCP
とは?
What is HACCP?
HACCPとは、「危害分析重要管理点」と訳されている食品の衛生管理の方式で、もともとは1960年代に米国で宇宙食の安全確保のために開発されたものです。「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の頭文字から「HACCP」と言われます。
HACCPでは、原料の受け入れから製造、出荷までの各段階で、あらかじめ危害要因を予測・分析し、特に重要な段階を監視・記録して、最終製品が安全であることを証明していくものです。
製造された食品の安全性確認を、主に最終製品の抜き取り検査により行ってきた従来の方針とこの点が大きく違うところです。
HACCP
12手順7原則
General Principles
食品を取り扱う会社のHACCPシステムは、次の12手順により成り立っています。なかでも手順6から手順12までは特に重要で、「HACCPの7原則」と呼ばれています。
以下のような手順を踏むことで、異常が認められた場合は直ちに対策をうち問題がある商品の出荷を未然に防ぐことができます。また製品に不具合が発生したときに、原因追求と改善対応が迅速に行えるようになります。
国際規格の取得
JFS-B
当社では、HACCPによる衛生管理を効率的かつ効果的に実現するため、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が開発した食品安全マネジメント規格「JFS-B」の適合証明を取得いたしました。JFS-B規格は食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3つの要求事項から構成された、日本初・国際レベルの食品安全管理規格です。
これからもお客様に安心で安全な和菓子をお届けするため、武蔵製菓では上記システムを維持するとともに、さらなる品質管理体制の強化に努めてまいります。
一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)
https://www.jfsm.or.jp/scheme/documents/
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